美術館「えき」KYOTOでの生誕140年 ユトリロ展見てきました!チケットが安いのでコスパ良すぎ


今日は京都に撮影に。

京都駅に隣接した伊勢丹内にある「美術館えき京都」で現在開催されてるユトリロ展に行ってきました。


ユトリロの展示は過去に2度ほど見てます。

なので特に期待してませんでした。

楽しみにしてましたが、過去に見てるので。

図録も買わないって予定でした。


しかし、なかなか良い展示で、思わず図録まで買ってしまいました。

やっぱりユトリロの風景画は好きです。

とてもシンプルな風景画なのだけども、なんかジワジワ来るんですね。

ああいう風景を見てしまうとまた風景を撮ること始めたくなる。


自分が風景画を見てるといつも気になるのがフォーマットです。

ユトリロの絵画は4:3くらいの比率でしたね。

風景写真を撮るんだったら、単焦点よりはズームレンズを使ったほうが良さげ。

4:3のRAWで撮影できるマイクロ・フォーサーズのカメラに標準ズームくらいの画角でユトリロ的な風景写真は撮れそうだ。


風景を切り取る感覚でズームレンズで撮るんではなく、ズームはフレーミングの補助的な役割で広角をメインで撮影するほうがうまく行きそう。

ユトリロ展を見てて、ずっとそのようなことばかり考えてた。


古き良きパリの風景画ってなんかベタな絵のようだけども、ユトリロの絵は別格です。

ユトリロの絵画には「白の時代」と「色彩の時代」というものが大きく分けて2つあります。

「白の時代」の絵は全体的に白っぽく淡く描かれてるのですが、「色彩の時代」は一転してビビッドに描かれたパリの街の風景画です。

「白の時代」のほうが多くの人に親しまれてるようです。

「白の時代」はユトリロがアルコール依存性で苦しんでいた頃の絵だとのこと。

「色彩の時代」はそこから脱して、なにか吹っ切れたかのような印象を感じましたね。


どちらかの時代が良いということよりも、ユトリロの絵を語る上で2つの時代はお互いに伴い合ってるように思いましたね。

「白の時代」があったからこそ「色彩の時代」があったわけで、「色彩の時代」があるから「白の時代」の絵に詩的なものがより加味されるような気もしますし。

自分が思うに2つで一つでしょ?あれは。

今日は良い展示が見れました。

ちなみにチケットが1000円でした。

なんか安いですね。

自分は午前中に見たのですが、比較的空いてましたね。

午後からだとかなり混雑したと思われます。

のんびり展示を見たい方は午前中の早い目に行かれたほうが良いです。

混み合った美術館ほどイライラする場所はないですから。


今日はソニーのミラーレスに16ミリの単焦点を付けて撮影しました。

APS-Cのセンサーサイズのカメラなので実質24ミリの画角になります。

時々使うレンズなのですが、とても使いにくい画角です。

28ミリの画角と違って、なんか地に足が着かない感じです。


今日撮影したデータを改めてレタッチ時に見たら、まぁまぁ撮れてた感覚がありました。

扱いにくいとは言っても、とりあえずたくさんシャッターを切ることでしかレンズの画角が身に付かないですな。


12月からはカラーのブログで更新して行きます。

11月に入ってからカラーでレタッチしてなかったので、カラーでレタッチするのが新鮮かも。


そうそう、年内は単焦点レンズで撮影することにしたので、ズームレンズのような利便性はなくなる状況での撮影になります。


今日使用した24ミリを使用することが多くなりそうです。


それでは寝ます。

本当に眠い。





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