モノクロのトーンについて 「記号」、「図」を撮ってる?


今日は暑かったですね。

夏日です。

そりゃ、もう5月ですし暑くなりますわな。


そんでもって今日もソニーのミラーレスに16ミリのレンズを付けての撮影。

伏見に行って参りました。

明治天皇のお墓がある場所ですね。


何故か伏見は好きなのでチョコチョコ脚は運びます。

訪れるといつも同じような場所に立ち止まって撮ってるので同じようなカットがいくつもあるのですが。

まぁ、そんなもんでしょう。


先日の阪南での撮影が雨だったので全体的にダークなイメージになりました。

空もどんより曇ってるので光が全体的に均一に回るものだから中間のグレーに支配されたフラットなモノクロのトーンになりましたが、今回はほぼピーカンの空。

コントラストが強くなってしまってちょっと興ざめしてしまいました。


曇り空のほうがモノクロらしいというか。

先日も書いたコンポラ写真っぽく撮るんだったらモノクロのほうが良いような気もします。


一応はモノクロレタッチする時は全体を俯瞰して見つつ階調を意識してトーン調整するのですが、自分のレタッチは限りなくノーマルに近いのであまりレタッチしましたって感じのレタッチではありません。


自分はハードなコントラストのモノクロはあまり好きではないのであまりあのようなトーンに仕上げることはしませんが、あのトーンってインパクトはあるのですが、インパクトのあるトーンに持っていかれてしまって、みな同じように見えて来るんですね。


まぁ、好みなんでしょうけども。

こうやって中間のグレーを意識したモノクロレタッチを心がけてもそれをプリントで再現するのは難しいように思います。

まだハードなコントラストのモノクロのほうが再現しやすいですよね。


グレーの階調が豊富になればなるほどインクジェットプリントで再現するには何種類かのグレーのインクも必要になるでしょうし。

かと言って銀塩でネットプリントを頼んでもカラーペーパーに焼くものだからモノクロのトーンに色かぶりするだろうし。

結局自分の場合はプリントで再現できる環境がないのでデジタルデータのみの画像になってしまうわけですが。


今日、投稿した写真のピーカンの青空をモノクロ変換した時の濃いグレーなんてインクジェトやネットプリントでは再現しにくそうだけども。


さてさて、自分の撮る癖と言いますか、広角で撮影すると被写体を真正面から捉えることが多くなりますね。

淡々と撮るって意味ではそのほうが「淡々」を表現できてるとは思うのですが。

リズムも作りやすいですし。


それとなんだか「記号」みたいで自分は真正面から捉えた写真は好きですね。

平面的にも見えるので余計に「記号」みたいで。

「図」と言っても良いかも。


そのように考えると自分は写真に意味を求めるのではなく抽象的なものを求めてるのかな?って思ってみたり。

なので自分にとっては写真って「事」を写すものでなく「記号」、「図」、「抽象」を撮ってるのだと思います。


それは良いとして、晴れてると光と影に意識が持っていかれてしまいますね。

光と影って情緒的だし、コントラストがついてしまってあんちょこな写真表現的になってしまうのですが、最近はこの「光と影」という写真表現がちょっと鼻についてしまって駄目ですね。


先日の阪南ので写真が自分的には良い感じだったので。

晴れてる日に撮った写真はわざわざモノクロレタッチする必要がないかもね。

ま、いいんだけども。


明日も16ミリの広角で撮影したいけども明日くらいは気軽にコンデジでの撮影をしたほうが良いかな。

ボディキャップレンズでサクサクと大阪市内の繁華街を撮影しても良いかもしれないし。

色々と考えてる。

ソニーのミラーラス用のボディキャップレンズも持ってるのでそれで撮っても良いかも。

昨年の夏あたりに確か一度使ってるのだけども、どのカットもピントの甘い写真ばかりだったので、もう少しピント位置を変えたほうが良さげ。

街のスナップだから、これもまたモノクロレタッチしても良いかな。

コメント

このブログの人気の投稿

奈良の郡山の田園風景 普段の食事の重要性

月曜日は有休 土日月の三連休は写真を撮って過ごしてそれぞれ2万歩超え。

久しぶりにスクエアのモノクロです。